GAの新バージョン(Var5)、今までと何が変わったか?

先日、a2i主催の「新任ウェブ解析担当者のためのGoogleアナリティクス」という
セミナーに参加し、GAの新バージョンについて解説があったので、
トピックスとして個人的に大きいなと感じたものを備忘録します。

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・2012年1月12日開催
 新任ウェブ解析担当者のための Google アナリティクス
 http://a2i.jp/activity/seminar-activity-2/10583

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【1】モーショングラフ

 データ全体の分布や計上を2軸グラフ+バブル+時系列変化で
 たどることが可能に。

 → 指標同士をかけ合わせることで、データの特徴を
   視覚的に、また素早く確認できます。

   例えば、キーワードの一覧に対して、
   新規訪問数をヨコ、直帰率をタテに軸をとると
   各象限別に打ち手が見えてきます。
    右上は△、閲覧開始ページの改善(LPO)
    右下は○、関連ワードのリスティング出稿
    左上は×、リスティングワードの見直し
    左下は△、様子見
   のようなイメージです。
   データを眺め、吟味しながらいろいろな探究心が芽生えそうです。
      

【2】リアルタイム計測

 ベータ版との事ですが、現在のサイトへのアクセス数及び、
 過去30分・60秒のアクセス状況を表示。

 → インターネットにおける拡散や反応におけるリアルタイム性は
   あえて言及する必要はないと思います。
   有用なシーンがいろいろと挙げられます。

   TVCMのオンエア時、Yahooニュースへの掲示時、
   Twitterでタイムセールを仕掛けた時、などなど。

   効果検証の観点で、ひょっとすると様々なコストを
   いっきに削減できるかもです。


【3】マルチチャネル、アシストコンバージョン

 ユーザーをセッションベースでみるのではなく、ユーザーベースで
 見ていくというのが前提となる概念。
 その上で、複数の参照元をチャネルという任意のグループに統合できる。

 ユーザーベースでみるので、例えば複数のセッションで参照元が
 複数異なっている場合、その起点となったもの、中間にあったもの、
 コンバージョンにつながったもの、がそれぞれ深追いすることができる。

 また、細かくなりがちな参照元をグループでまとめられるので、
 基本的な流れをつかむことができる。

 アシストコンバージョンとは、コンバージョン以前の訪問の参照元。
 これまでは、コンバージョンセッション時の参照元をベースに
 考えていたが、それ以前の訪問における参照元も検討対象にできる。

 → これまでセッション単位で見ていた指標の考え方を
   根底から変えるもの。個人的にはより深掘り・具体化したので
   良い変化と捉えて良いのではないでしょうか。

   オンライン広告では以前から取り入れられていた考え方ですが、
   ログ集計時にも対応したことで、ログデータの切り取りにも
   活用することができる。

   ただ、間接効果をどのように捉え判断していくか、
   難易度が今までより高まることは確か。


【4】ゴールフローとユーザーフロー

 一般的な解析ソフトでは普通にあった経路分析が、GAでも実装された。

 → 唯一なかった機能でしたが、粒度の調整や、起点・終点を定めることができ
   一般的な解析ソフトより使い勝手が良さそう。




上記以外に、セミナーで取り上げられていた変更点は次のものでした。
詳細な説明は省きますが、ご参考まで。


・目標設定でイベントの選択が可能に

・SNSの反応をGA上で測定可能に

・サイトの表示速度をページ単位で計測可能に

・ウェブマスターツールとの統合により、キーワード一覧表示時に
 キーワード別の検索結果表示回数/クリック数/CTR/平均掲載順位を表示



GAがホント、パワフルになったと感じます。

クリティカルポイントを今まで以上に掘り下げていくことができるようになったことは
歓迎すべきこと。だけどその一方で、
データの見方や扱い方、施策へ転換していく想像と判断といった膨らましていくチカラ、
データの取得のされ方や見誤りやすい点など足元を確実にしていくための正確な知識、
両者のスキルアップが求められるのだなと感じた次第でした。